~それぞれの作品に合わせた豊かな階調表現が美しい作品の数々~
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茨城にあるプロラボ・ホワイトアースに集う仲間たちの写真展「一期一会」。
16名の作家さんによる見応えある作品83点が展示されています。プリントアーティストとしてこれまで多くの写真家の作品のプリントを手掛けてきた、ホワイトアースの代表である白土さんにお話を伺ってきました。
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「大手現像所から独立し、 2007年にプロラボ・ホワイトアースを開業しました。それまで何十年も携わってきたフィルム文化の経験をいかして、 撮影から現像、色校正、写真の選択、プリントまですべてを行っていて、写真にまつわる駆け込み寺のようになっています。
今までに見てきた写真はのべ4億枚以上になります。一点一点に隠されている色の能力を引き出し、生命とも言える作者の気持ちを焼きこんで現像した写真からは会話が聞こえてきます。写真展に来ていただいて、 写真が持つ本当の美と、銀塩写真の素晴らしさを感じていただけたらと思います」。
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銀塩写真のプロ用マットペーパーを使用してプリントされたという作品は、豊かな階調による自然な色や奥行き、動きまでが再現されていて、その光景が今眼の前に広がっているかのよう。絵画にはない写真の魅力が最大限にいかされた気品ある作品の数々。ぜひ会場へ足をお運びください!
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【出展者】
村松義一・増子秀夫・野上弘子・竹内治・内田和之・石島俊一・麻生美奈子・和田勝子・後藤勝義・豊崎千枝子・大山莊一・白土斉
【特別出展写真家】
前田晃・井上冬彦・瀬尾拓慶・福井一男
【ホワイト・アース写真展「一期一会」
Once in the life time meeting.】
会期:2020年1月8日(水)~1月14日(火)
10:00~18:00
(最終日15:00まで)
会場:ヒルトピア アートスクエア
http://hilartsq.com/schedules/fairs/index.html