木村肇・元吉烈

 
木村肇(きむら・はじめ) 写真家
1982年千葉県生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科卒業。人間の記憶、歴史の痕跡を主なテーマにした作品を制作し、国内外の主要メディアやギャラリーなどで発表している。受賞歴は、上野彦馬九州産業大学賞、バッテンフォール国際写真賞など、主な作品には「Matagi」「Tracks」「Snowflakes Dog Man」などがある。

2016年から18年まで文化庁海外研修員、ポーラ財団海外研修員としてドイツ在住。現在は日本で、東京大空襲に関するプロジェクトを2020年より取り組んでいる。これまで発表された作品は、写真集にまとめられ、イタリア、フランス、ドイツ、日本から出版されている。
元吉烈(もとよし・れつ) 映像作家・フォトグラファー
日本の大学を卒業後、渡米。ニューヨークの美術大学で映画制作を学んだ後にドキュメンタリー映画の編集アシスタントを経て独立。主にドキュメンタリーの分野で監督、撮影、編集など幅広く活動する。

監督した短編映画は各国の映画祭で上映されている他、ドキュメンタリー作品に日経ビジネス「アメリカのリアル」「アメリカ国境のリアル」シリーズがある。また、写真集『ある遊郭の記憶』がInternational Photography Awardで写真集部門の審査員賞を受賞している。