湾岸戦争の子どもたち IRAQ1998-2002

森住 卓 / Web写真展 Vol.082 / 2021/09/14 ~ 2021/10/05
イラク時間1991年1月17日の早朝、アメリカはイラク全土に対し、前代未聞のミサイル攻撃と空爆を開始した。いわゆる湾岸戦争だ。米英軍はおよそ300トンの劣化ウラン弾をはじめて使用した。劣化ウラン弾は戦車に激突すると高温で燃焼し酸化ウランのエアゾルを空気中に放出し環境を汚染した。周辺の兵士の体内に入り込み内部被曝を引き起こした。湾岸戦争後、イラクではガンや白血病、出産異常が多発した。同時に国連による経済制裁によりイラク経済は疲弊し、激増するガンや白血病の治療に必要な医薬品や医療機器も輸入に頼っていたため入手困難となり、医療崩壊が起こっていた。この写真は1998年4月から2002年に撮影したイラクの子どもたちの現実だ。なお、2003年のイラク戦争後、変更された固有名詞ではなく変更以前の地名や病院名をそのまま使っています。
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