立命館大学写真研究会 写真展「燦々」

立命館大学写真研究会 写真展「燦々」
立命館大学写真研究会
2025/09/02 ~ 2025/09/07
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク

京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク 2階展示室にて、2025年9月2日(火)から9月7日(日)まで、立命館大学写真研究会 写真展「燦々」を開催します。
※最終日は17:00まで


立命館大学写真研究会は、1950年から続く、写真制作を主な活動とする団体です。
最大の特徴は、衣笠キャンパス・びわこ・くさつキャンパスの両拠点に暗室を備えており、フィルムの現像やプリントなど、今では貴重となった体験を積極的に行える点にあります。会員それぞれがジャンルや媒体にとらわれず、自分自身の写真表現を追い求め、さまざまな個性が集まっています。

これまで京都写真美術館では、「視点」「Subject」といった展示の機会をいただいてきました。
そして今年も、京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスク2階展示室にて、夏の写真展「燦々」を開催させていただく運びとなりました。

“燦々”とは、光り輝くあでやかな様子を意味します。
私たちはこの言葉に、京都で過ごす(あるいは旅先や故郷の)一瞬の夏を記録するという思いを込めました。
今はただ、うだるほどに暑い夏だとしても、きっと何年も経って振り返ると、燦々と輝く夏になるはずです。

2つの小部屋では「ときめき」「夏の輪郭」というテーマで展示を行い、大きなスペースでは各自が自由に作品を展示します。

「ときめき」は、胸が高鳴るあの一瞬の熱を。
「夏の輪郭」は、曖昧で掴めないのに確かに存在する、季節の輪郭線を。
そして、大きな空間では、私たちが自由に切り取った「燦々」を表現します。

写真研究会は、個性豊かな会員が“写真”というひとつの表現を通して関わり合い、語り合いながら、ユニークな作品を生み出しています。

眩しい夏の日差しも、友人と笑った声も、ふと立ち止まった瞬間も。
すべてが「夏のかけら」として写真の中に残されていきます。

そんな会員たちの“夏”を、ぜひ見に来てください。


作品写真:クリックで拡大