東京でなにも考えずに、シャッターを切っていると
無機質な物に、目がとまり始めた。
そして、そこに写る多くは、コンクリートだと気づいた。
専門書を読むと、ただのヒビや、くぼみにも
意味があることを知り、意識するようになった。
また、都市や、街中にはない特徴を持ったコンクリートが
山や海にあることを知り、そちらにも足を向けた。
このように、さまざまな姿を捉えていくと
一種の循環が見え始めた。
「さまざまな化学反応を起こし続けて
コンクリートは、循環する。いついかなる時も。」
私は、コンクリートの在り方をあらわした。
【青木 秀平 写真展「循環する無生物」】
会期:2020年7月21日(火)~7月26日(日)
11:00~19:00(最終日は17:00)
会場:LE DECO(ルデコ)
https://ledeco.net/?p=16303
青木さんのWEBサイト
https://shuheiaoki.wixsite.com/shuheiaoki