無数の小さな光が瞬きするように次々と右から左へ、小さな土手を昇っていく。体長7ミリ前後のヒメボタルの群棲に見る光景だ。輝く光はフラッシュ光とも呼ばれ、およそ0.8秒に一回放たれるヒメボタル独特の発光。チカチカと点滅するという表現がぴったりだ。