伊藤 秀海

Ito Shu
2020年の7月にコロナの影響で日本へ帰国後、旅先で出会った屋久島という場所。そこで目にしたのは、目まぐるしい天候の変化、そして”水の循環”でした。海が水蒸気となり空に上がり、雨を降らせてそれが川となり、滝となり、また海へ戻っていく。 その様はまるで、水には意志や記憶があるようにさえ感じ、私たちはただ生かされている存在であることに気付かされました。 今回の展示では、変化する水の形を32点の作品で表現いたします。